2026.05.27
103年の歴史
令和8年5月26日
御名残五月大歌舞伎の大千穐楽であり、また大阪松竹座103年の歴史の幕を閉じる日でもありました。
こう書き出すと昔から歌舞伎を観に行っている人のようですが…これまではお客様にお連れいただき10年ほど前、ワンピース歌舞伎を観た1度きり。
それでも歌舞伎とのご縁はあって、実は修行時代から可愛がっていただいている人間国宝、中村歌六さんに独立してからも本当に良くしていただき、この2ヶ月の間も何度もお越しいただいておりました。
長いお付き合いをさせていただいているにも関わらず、1回も観に行ってなかったというわけですが、今回松竹座が最後であるのを機にどうしても歌六さんが立たれている舞台が観たいと思い、ひとみ、真理子と3人で夜の部に行かせていただきました。

歌舞伎初心者の僕が演目についてはとやかく言えませんが…
歌六さん、そしてご子息の中村米吉さんをはじめたくさんの役者さんがうちのお店に来てくださっている中で我々が見るのは皆さんの普段のお姿です。皆さん本当に気さくで優しく良い方ばかりなのですが、今回逆に舞台での皆さんのいわゆる「プロの顔」を拝見し、率直に感動しかありませんでした。
古典の難しさもありながら、声を出して笑うような演目もあって…
もっと早く気が付いておけばよかったなと後悔してもどうにもなりません。それでもこうして松竹座最後の舞台を観に行けた事は我々にとって素晴らしい思い出です。
最近は大阪という街が観光都市化していく中で伝統や文化が軽視されている感が否めません。
文楽や落語、そして歌舞伎。もちろん能や舞踊その他たくさんの伝統芸能が、上方文化が、街から消えてしまわない事を、大阪でまた歌舞伎を観れる未来を願うばかりです。

最後の写真は歌六さんとアラビヤコーヒー髙坂さんご夫妻と天理の景介さんに会いに行った時の写真です。
本当に楽しい2ヶ月でした!
ありがとうございました!!