2021.10.10

ぬるま湯体質の自分だからこそ



今週もあっという間に土曜日となり、本日も無事に営業を終える事が出来ました。明日日曜日は定休日をいただいております。

10月よりディナーの営業時間が21時までとなり、少しだけ皆さんにゆっくりしていただける様になりました。

街中の風景はまだまだ日常には程遠いものの、それでも少しずつ前進している事を実感しています。

2021年は未だ一度もまともに営業が出来ていません。ずっと20時ないしは21時閉店です。ただ僕自身はこれに関して腹立たしいといった感情は一切ありません。

もちろん普通に営業出来るにこした事はありませんが、現状ではある程度やも得ない事ですし、それによって給付金もいただいています。仕事柄たくさんの業種の方々とお話をさせていただく中で、制限をされていたり業績に影響が出ているにも関わらず、何の救済措置も取られていない方がたくさんいらっしゃいます。

もちろん飲食業においても、規模により大変な思いをされている方はたくさんいらっしゃいますが、少なくとも我々洋食Matsushitaはいただく給付金に十二分に助けていただいています。そんな恵まれた環境の中で不満を言える立場ではありません。

ただ、この給付金もいつまでも続くものではありません。実際に通常営業に戻り給付金が終わるところからが飲食業の苦難の始まりだと思っています。そしてその日が一日も早く来るべきだと思っています。

現状に甘えていても成長はありません。

通常営業に戻ってもコロナ以前の状況に戻るのにはまだまだ時間がかかるはずです。その間に持ち堪えられなくなるお店もたくさんあるでしょう。そう考えれば正直それが怖いという思いも当然あります。でもそれから目を逸らさず、いつか来るその日を見据えて取り組んで行く事でしかその苦難を乗り越える事は出来ないというのが自分の考えです。

そのために現状の中で出来る限り日常に近い状態を意識し、休む事なく仕事に取り組んで行きます。今を頑張る事が成長に繋がり未来の洋食Matsushitaを助けてくれる事になると信じて。

幸いにもスタッフのみんなもこんな状況の中、緩む事無く本当によく頑張ってくれています。

お客様にも恵まれ、スタッフにも恵まれ、業者さんにも恵まれポジティブな気持ちを維持しています。

今月に入り毎年皆さんに人気の鱈の白子のグラタンや桜海老、例年なら7月には扱い出している仙鳳趾の牡蠣もやっとこさメニューに入りました。

いよいよ冬支度です。

今年も残すところあと3ヶ月。

今日は長々と書いてしまいましたが…とにかくその残り3ヶ月を上に書かせていただいた気持ちを胸に全力で走り切りたいと思っていますのでどうぞどうぞ宜しくお願い致します!!



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written bykoichiro matsushita

大阪、東心斎橋の洋食Matsushitaです。 洋食をメインにオードブルなどもたくさんご用意しております。 宜しくお願い致します。

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