2018.02.1

サッカー青年の決断

彼との出会いは2017年の3月だったのか4月だったのか…洋食Matsushitaのオープニングスタッフの募集を見て彼がやって来たのが最初です。

面接にやって来た彼は31歳、奈良県の社会人リーグに所属しフットサルをしているという事で、火曜日と金曜日を練習のため休ませて欲しいとの事でした。

僕はほぼ瞬間的に31歳でフットサルのために休みたい、という彼を不採用にしようと判断していました。しかし、取り留めもない話をして面接が終わり、結果は後日お知らせしますという事で彼を帰らせたところから事態が急変します。

その時は偶然、妻も一緒に面接をしていたのですが、その妻の彼に対する印象は非常に良く、その後少しどうしようかなという話し合いになりました。そんな事をしながら彼の履歴書を見返していると、御堂筋ロッヂの頃に僕のすぐ下にいた「やっさん」と同じ高校、しかも歳も同じだという事に気が付いたのです。

すぐに彼に電話をかけました。そしてやっさんの事を知っているか？と尋ねました。

彼からは「友達です！」との答え。

すぐにもう一度こちらに戻ってもらい、その場で採用を決めました。

僕はどんな場合においても「ご縁」は非常に大切なのものだと思っています。もちろんやっさんと僕の関係なんて知る由もなくここにやって来た彼。たまたま面接に同席してくれていた妻。その妻の受けた好印象のお陰で履歴書を見返していなければ僕自身その事に気が付く事は無かったと思います。これはきっとご縁。

現在はディナーのホールを一人でこなしてくれている彼をもしあの時僕が不採用にしていたら洋食Matsushitaは大変な事になっていたと思います。

そんな彼がオープンから約10カ月、実際の業務の中で多くのお客様と接し、皆様に良くしていただけた事でフットサルを引退するという決断をし、洋食Matsushitaでの仕事に本腰を入れたいと昨年末に願い出てくれました。

そして2018年1月28日の日曜日に最後の試合に臨み、見事1ゴールを決めて有終の美を飾り、本日2月1日よりピッチを洋食Matsushitaに代えレギュラースタッフとして頑張ってくれる事となりました。

堀田悠貴。

ホッタユウキといいます。すでに昨年よりレギュラースタッフとして頑張ってくれているかっちゃんとともに洋食Matsushitaの中心メンバーとしてやっていきますので皆様どうぞよろしくお願い致します。

written bykoichiro matsushita