2018.05.29
先日、3連休をいただいた際にユウキの大阪引越しが完了しこれでいよいよ完全な3人体制が整いました。
かっちゃんは4月の頭に引越していましたが、これまで少し遠方に住むユウキが最終電車で帰宅していました。仮にまだ店内にお客様がいらっしゃる状況でも、閉店の片付けが残っている状況でも、最終電車の時間に合わせて帰らなければなりません。
最終電車にも乗れない…
ある意味ブラックワークかもしれません。
でも、僕にとってはユウキがその時間に帰らなければならないことの方が気にかかっていました。どんな状況であれ、仕事中に仕事を残して帰るという事の方が大きなマイナスに思えていたからです。
自分の経験からしても、仕事を一から十まで見て初めて見えてくる現実があります。それを見てよりこの仕事が好きになる人、嫌いになる人、それは様々です。でもまずは全てを見ないとその判断をするところにさえ行けません。
さぁ、これからやっとその判断に向けて頑張って行くスタートラインに立ちました。
僕は他の仕事から25歳にしてこの仕事に入りました。
仕事はこれまでとは比べ物にならないくらい長く、最初の一年はほとんど休みを取る事も出来ないような状況でした。
普通なら過酷と思われるような状況かもしれません。
でもここで鍵となったのはそれが洋食Katsuiという洋食屋であったという事です。キャリアの中で辛い事がゼロだったかと問われれば、とんでもない!辛い事はいっぱいありましたと答えます。でもそれ以上に楽しい事が、もう比べ物にならないくらいたくさんあったから、今の自分がここにいます。
ケイスケさんや他のスタッフ達との楽しい事はもちろん、営業中に楽しそうに食事をされ、お帰りの際に「ありがとう」とか「また来るね」と仰って下さるお客様。自分たちが楽しみながらやっている事をお客様も喜んで下さって…やればやるほどこんな素晴らしい仕事ないなって思うようになりました。
修行中に頑張った事、その頃は会社のためになんて思って頑張っていたつもりだったのですが、独立してそれが全て自分のためになっている事に気が付きました。
今、月曜日の営業を終えた深夜です。
今日は静かだったのではやく帰ろうと思えば帰れました。
でも、二人は仕事を探して仕込みを最後まで頑張ってくれています。
この二人がここにいてくれる事に感謝するとともに、僕自身も彼らが洋食Matsushitaで良かったと思えるように頑張らなければと思います。
written bykoichiro matsushita
大阪、東心斎橋の洋食Matsushitaです。 洋食をメインにオードブルなどもたくさんご用意しております。 宜しくお願い致します。
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