2018.03.5
洋食Matsushitaは載っていないのですが…洋食の特集という事で洋食Katsui山の辺の道が掲載されています!!
表題でパイオニアと紹介されている景介さん、まさにその言葉がぴったりだと思います。
初めてお会いしたのはもう25年も前。それから約7年後に洋食Katsuiが誕生するわけですが、それ以降僕自身そのパイオニアの背中をずっと見てきました。
当時の洋食屋さんのイメージとしてはコーンポタージュにサラダ、メインディッシュにご飯でもちろん一人に一皿、食べたらすぐ帰る。お店はランチからスタートして21時頃にクローズというのが一般的であったと思います。
そんな中で始まった洋食Katsuiはメインディッシュと同量もしくはそれ以上にオードブルやサラダを充実させ、お酒を飲みながら、みんなでシェアしながらというスタイルで、営業時間もランチなしの深夜25時までという、ある意味常識外れのスタートでした。
もちろん最初からお客様なんていらっしゃいません。本当に暇な日々が続きやっと忙しくなったのはもうすぐ丸3年なんて時だったと思います。つまり今までなかったスタイルが皆様に認知されるのにそれくらいの時間を要したという事になると思います。
それまでの間はただただ一度お越しいただいたお客様にもう一度お越しいただけるよう精一杯やるだけ。それが形になったわけですが、並み経営者さんであれば信念を曲げずにそれだけの時間を我慢する事は出来なかったのではないかなと思います。自分の信じるものを捨て、右にならってしまうのではないでしょうか…
僕は景介さんに信念に従い一生懸命やるということを教えていただきました。そして今、確立された新しい洋食スタイルの中で、しっかりと信念を持って自分の店に取り組む事が出来ています。
パイオニアは自分の信念に従い、大阪で成功されていたにも関わらず柳本で新たな挑戦をされました。そしてこの笑顔です。
お商売ですから利益を上げるべき事も当然必要ですが、それは後からついてくるものであると思います。まずその前に必要なものを見失わないように、洋食Katsuiの背中を追いかけながら自分らしさも忘れずに、何年か後に僕自身もこんな笑顔でいれるよう日々進んで行きたいと思います。
written bykoichiro matsushita
大阪、東心斎橋の洋食Matsushitaです。 洋食をメインにオードブルなどもたくさんご用意しております。 宜しくお願い致します。
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